日本国内ではサクションリターンシステムとも呼ばれているブローオフバルブは、ターボチャージャーやスーパーチャージャーなどの過給器システム付きの内燃機関におけるスロットルバルブ間の余剰圧力を解放する為のパーツの一種です。このパーツは、ターボチャージャー作動時に急にスロットルを戻す事により、圧縮空気がターボチャージャーに逆流し、回転しているコンプレッサーに逆回転方向の圧力を与えターボチャージャーなどの加給器が正常に機能しなくなる現象を防ぎ、タービンブレードを保護やアクセルの反応性を向上させる目的で装着されています。
日本国内では、排出ガス規制の問題から大気解放が出来ない為にエアクリーナーからコンプレッサー間の吸気系に還流する構造のサクションリターンシステムが主流であり、大気開放型は違法改造となり車検をパス出来ません。
又、現在の車には、エンジンコントロールユニット内の電子制御燃料噴射装置が燃料噴射量を決定する為に、アクセルと連動したスロットルバタフライの開度により吸入空気量を測定するエアフロメーターが搭載されており、ターボチャージャーの余剰圧力を大気解放すると燃料調整に問題を来たすケースもあります。

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