テクスチャー07透水性舗装は、アスファルト混合物である道路の表層材に大きなすき間を有するものをいいます。通常のアスファルト舗装であれば、できるだけすき間をなくすように施工されていますが、この透水性舗装は、あえてその逆を追求したものといえます。通常のアスファルト舗装であれば、水を通すことはなく、水をはじくという性質をもっているため、適切に排水がされなければ、水がそのまま路面に溜まってしまいます。その結果として、マイカーで走行したときに、水の抵抗で走りにくくなったり、ハンドルがきかずにスリップして事故を起こしてしまったりといったことになりがちでした。いっぽう、透水性舗装であれば、水がすき間から地面に流れ込み、表層には溜まらないという大きな特徴があるため、マイカーでもたいへん走りやすく、事故防止にもつながるというメリットがあります。また、現在では特定の地域だけに大雨が降ると、降雨量が雨水管の容量をはるかに超えてしまって、その容量を超えた分が道路や民家に流れ込み、道路の冠水、床上浸水などといった、大きな災害になってしまうということもしばしばあるものです。透水性舗装であれば、雨水が地下に染み渡ることになるため、こうした都市型水害も防げるという特徴も備えています。

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